【手のしびれと脱力】胸骨の歪みの整え方

腕のしびれと脱力の原因


手のしびれは、臨床でも痛みのように

すぐに取れないケースが多いですね。


神経テストで、ヘルニアがあるのかチェックも必要なので

あなたは苦手にしていませんか?


脱力しりと言われると麻痺のことも考えるので

施術を断っていませんか?


しっかり整形外科的な検査をして

疑わしいときは、医療に紹介すればいいだけのことだと思います。


イチかバチかは止めといてくださいね。


しびれや脱力を考える前に知識の復習をします。


上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する
腕神経叢(第5~第8頚神経と第1胸神経と鎖骨下動脈)は、

前斜角筋と中斜角筋の間、

鎖骨と第1肋骨の間

小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の肋骨側を通過します。

それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりすると
斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれ
まとめて胸郭出口症候群と言われています。


つぎは、胸骨の歪みからおきたと考えられる

胸郭出口症候群の症状についてお話します。


胸骨の歪みからの胸郭出口症候群の症状


今回紹介するケースは、小胸筋症候群の症状の可能性が非常に高いのですが(診断権がないので)

胸骨と肋骨は縦軸に回転していました。


胸骨の右側が背中側に入り込んでいました。

右側の肋骨も胸骨に対して(裏に入り込んでいくイメージ)凹になっていました。


胸郭も背部から診れば、右の肋骨が平坦になって

脊柱からの横幅も狭くなっていました。


左右の小胸筋を触診で比べてみると

右の小胸筋がピーンと引っ張られており

左と比べ筋肉も厚くなっていました。


斜角筋も張っていた


授乳時の姿勢の影響だと思いますが

右側の僧帽筋、広背筋、小円筋、三角筋などが凝って、発達していました。


しびれがあるので、斜角筋もチェックすると

側頸部から前頸部まで緊張しています。


今回使った検査法

Morleyテスト
鎖骨上窩の斜角筋上部を圧迫すると、局所の疼痛と上肢への放散痛があると陽性。


Allenテスト(Allen test)です。
首を、症状が出る側の腕と反対側を向ける

症状が出る方の腕を90度外転し肘を90度曲げて(宣誓するときの挙手)、

橈骨動脈を触知できなくなると陽性。


斜角筋に圧痛はありましたが、放散することはなかったので

斜角筋に対しては、筋肉の硬結と判断しました。



胸骨の歪みの整え方

まとめ


しびれや脱力は、器質的な疾患も視野に入れて改善します。

筋肉そのものから引き起こされる症状なのかもチェックします。


整形外科的な検査では、一度にチェックできないので

何回かに分けてチェックしてください。


そして通常スルーしてしまう部分的な骨の歪みも、姿勢をチェックすることで

予測することができるようになります。


胸骨の整え方は、胸郭を開いて左右同じになるように加減する


くぼんだ肋骨は背中から入れる




編集後記

 

一カ所の小さな胸骨と肋骨の歪みを見逃さなかったのが幸いしました。

 

通常では見逃してしまうことも、かrだ全体と部分的な歪みのチェックの両方が必要ですね。

 

肋骨の矯正も、胸骨の矯正も、普段、動かさないので少しの動きも痛みを出しかねないので、ゆっくり丁寧に行ってください。

 

陳秀香学園(波鍼灸整体院内)

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梨本光久 Nashimoto Mituhisa

鍼灸師・柔道整復師・按摩師・マッサージ師・指圧師、推拿師


2014年 
気口九道 燎原出版(共著)

2015年
CRDテクニック 医療情報研究所


陳秀香学園講師
波鍼灸整体院を経営