心臓の負担をチェックする方法

心臓と腕の痛み


心臓の反応として、左の肩から左の腕に放散痛が

出ることは、医学でも知られています。


今日、紹介するケースでは、右腕に症状が出ていたのです。


この患者さんは、70代で以前から頸椎症と診断され首に虫が這う感覚があり

CRD整体で症状が治まっていましたが

数日前から右腕の痛みが気になり来院されました。


仕事は、飲食店で給仕や洗い場で働いています。

重いものを持つことも多く、首の症状かと思っていましたが


顔が赤く、衣類の上から、胸部に鼓動を確認したので

先に心臓への負担を減らすことを優先させました。


動画で詳しく説明しています。


心臓を楽にするには


心臓自体は、操作できないので心臓から出て、腹部をめぐる


大動脈の流れをスムーズにすること

顔が赤いので、心臓から頭にめぐる血流を妨げないようにすること


この2点を考えました。


猫背で、横隔膜が緊張していたので

姿勢改善と、横隔膜を緩めました。


その理由は、横隔膜を動脈と静脈、食道が貫くからです。


肝臓から心臓にもどる血液も、姿勢をよくすることで

改善することが望めます。


姿勢の悪さから、腹部の筋肉群も緊張していたので

緩めて腹部から下肢への血流もスムーズにしました。


通常CRD整体では、腕を挙上して肋骨ごと胸郭を持ちあげますが

急激な血圧の変化を避けるため、筋肉をゆるめるだけにしました。


結果、赤ら顔も引いて、胸の拍動もなくなった時点で

腕の痛みを確認してもらうと、痛みも違和感もなくなりました。


まとめ


結果から判断すると、顔の赤みと衣類の上からでも胸の拍動を確認できたら

筋関節の疾患から、心臓や血圧を安定させることを優先した方がよい。


考えられるのは、横隔膜に影響する神経と腕に関係する神経が

頸椎5番レベルで共通しているので、交感神経が興奮していたことが考えられる。


肩から腕の痛みを直接触れなくても症状は改善できること。


整体師、鍼灸師も体内の血液配分も考えて体調を考えると

技術に深くなり、レベルが高くなります。



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編集後記

 

医師は検査で体調や病気をチェックします。

鍼灸師は、脈を診たり、顔色を診たりして体調を判断します。

 

柔道整復師や整体師は痛みと動きの範囲だけしか診なくていいのでしょうか?

 

住み分けしているからそれでいいというのは、患者さんには関係ないとおもいます。

 

自分にできる範囲で精いっぱい施術をされていると思いますが、少しだけ他のチェック法で健康状態を診てみると視野がひろがり施術の幅もひろがるのです。

 

診断はいけませんが、柔整師だから診てはいけないとは誰も言ってないので、患者さんの健康管理のため多角的にチェックされることをオススメします。

 

陳秀香学園(波鍼灸整体院内)

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梨本光久 Nashimoto Mituhisa

 

鍼灸師・柔道整復師・按摩師・マッサージ師・指圧師、推拿師

 

2014年 

気口九道 燎原出版(共著)

CRDテクニック 医療情報研究所

 

陳秀香学園講師

波鍼灸整体院を経営