脊柱の側彎を先に取るか ねじれを先に取るか迷ったことはないですか?

身体の歪みがたくさんある患者さん
痛みが強い患者さん
症状がたくさんある患者さん

どこから施術したらよいか迷ったことはないですか?
このまま施術を続けて大丈夫なのか?自身が持てないときあなたはどうしていますか?

 

1.患者さんに聞く

2.痛みの強いところから施術する

3.歪みの大きい場所から施術する

4.数日に分けて施術する

5.医療に紹介する

学園でお伝えする解決法は?


迷った時の解決法をまとめてみました。


1.患者さんに聞く

ここまで問い詰めたら患者さんも答えにくいと思うので、問診表を使うとか、施術前に今日はどこが楽になればいいのか事前に聞いておくと施術がしやすくなります。


それが、一番早く患者さんが楽になる方法かどうかは保証されません。


患者さんの希望はかなえられますが、痛みや歪みの原因が患者さんの考えていることとは違う場合が多いからです。




今日からシルバーウィークで電車や飛行機のなかでしょうか?
私は毎日 普通に仕事です。

昨日脊柱側彎症と診断され、すぐさま手術が必要と
医師から言われた患者さんとお母さんから質問をいただきました。

気が付いたら左の腰が出ているのが気になります。
悪くなっているのでしょうか?

脊柱の側彎症は身体の横に対する歪みです。
脊柱のねじれは回転する歪みです。

姿勢のゆがむ方向が違いますが、2つの歪みが
混ざっている場合がほとんどです。

お母さんが心配したのは、「脊柱のねじれが目立ってきた」
ことです。

手術は回避していますがまだ不安定なので
腰がましなら首の付け根あたりがゆがんだり日によって状態が変わるので
しばらくは追いかけっこをしないといけません。

重症なゆがみの場合どこから施術していますか?

お母さんが気になるところからしても、身体全体の歪みを
取らないと部分的なゆがみはすぐに戻ってしまうのでもう一度

全体を診てから施術を組み立てると症状も早く楽になります。


2.痛みの強いところから施術する

今回の施術では歪みはひどいけど、痛みより

肩こりとか姿勢が悪いので少し使うと関係した場所に

痛みが出るというかんじです。

 

ぎっくり腰のように真っ先に施術することはありませんが、

寝違いやぎっくり腰があれば、痛みがひどいところから施術します。

 

痛みをかばうために身体を歪ませているのか

姿勢が悪いのか判断できないので、私は痛みがひどければ

痛みを優先しています。

 

仙骨の歪みが痛みを引き起こすこともあるので、

 

患者さんにどこが痛いか指で示してもらってください。

 

点やシャープなライン、ピンポイントで痛いというなら関節の痛みです。

この辺、という場合は筋肉が痛んでいるので、

関節の歪みを先にとるか、筋肉の痛みを取るかの

判断をして施術できるようになると患者さんからも

信頼してもらえるようになります。

 

 

3.歪みの大きいところから施術する

 

歪みの大きいところ、目立つところから施術したいのはよくわかります。

私も数多く、施術が思い通りにいかないときがありました。

 

それは、目立つところから施術を始めてしまったときです。

目立つほど歪みが大きいと支えている筋肉も多く、

硬くなっていることがほとんどです。

 

歪みが大きいので改善もしにくいですね。

 

そんな時は、1関節上か下にある関節から動かすようにしています。

悪いところは、力んでいるようなものなので、直接触ると

緩める力を歪んだ姿勢を維持する力で、力比べになるから

 

施術も患者さんも疲れてしまうのです。

だから、少し離れたところから緩めていくと

大きくゆがんでところでも戻やすい身体の状態になるので

試してみてください。

 

 

4.数日に分けて施術する

身体の歪みや痛みが重症な時は、その日1日で取れないときもあります。

一度にたくさん施術すると患者さんも体力も使うので、術後に身体がしんどくなることがほとんどです。

 

痛みや歪みだけでも体力がを奪われているのでに施術でも奪われたら、

身体が「治す力」を弱めてしまうのです。


明日とか3日以内にもう一度来てもらうか

1週間続けて来てもらうか相談して決めてください。

 

1回でよくなることより、数日に分けて来てもらうことの方が実際は多いので

施術が必要な「理由」をしっかり説明して次回の施術をしっかりしてみてください

 

私のところでは一度も反対されませんでしたが、

患者さんは納得すると協力してくれるケースがほとんどだと

生徒さんからも、きいていますす。


5.医療に紹介する

椎間板ヘルニアなど、手技で痛みを抑えることができない症例は医療に通ってもらってください。

 

器質的(きしつてき)疾患といって身体の構造が壊れたことでおこる症状は

つぎの2つの考え方があります。

 

1つは壊れた体の構造はそのままで痛みなどの症状だけ緩和する方法。

薬を使わない場合は、私たちが普段行っている手技で痛みを緩和する考え方。

 

もう一つは、構造自体を痛みが出ないようにする、手術とか器具による処置になります。

医療にしかできない分野です。

 

痛みに対する施術で、なんら変化を出すことができないときは、構造が壊れたことで

引き起こされる症状と考えて、行きつけの病院で処置をお願いして

落ち着いたら、施術を再開するように患者さんに提案してください。


なにもかも抱え込んでも構造的なことは、患者さんの自然な治癒する能力しか

治せないのです。


あなたのためでなく患者さんのために提案してみてください。

 

手術を進めるのではなくて、レントゲンと薬の効能が必要な時もあるのです。

医療に相手にされなくても友好的な関係でいるよう努めるのも、先生の仕事だとおもいますよ。

何より患者さんが安心できます。

 

6.陳秀香学園ではどうするか?

1~5の方法で考えて実際、側彎症と身体のねじれのどちらから先に整えるかは

歪みの程度と方向を見て決めていますが基準はあります。

もりで迷うようなことがないようにある程度の決まりはあります。

姿勢の歪みの改善方法も多くの種類があります。
そして具体的な手技として脚から整える方法もあるし、

首から始める方法、上半身→下半身など色々あります。

 

全体像を眺めてから流れを決めています

初めに全体像をみます。

患者さんが緊張しすぎていないか?

緊張しすぎると胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や僧帽筋(そうぼうきん)が、

コリとは別に硬くなっています。

首が傾いているとき、無意識に

「小首をかしげる」ひとは、左右で肩の高さもちがうので、肋骨も歪みます。

 

猫背だったり、肩関節が前に突き出ていれば、CRD整体と言って肋骨と鎖骨を整えて

横隔膜を動きやすくすることで「深いリラックス効果のある整体」をします。

 

なぜ、直接歪みを整えないのか?

それは施術しやすい環境をつくってから

身体の歪みを整えたほうが患者さんも私も楽だからです。

 

多くの整体院が実は、揉んでしまうのは

筋肉が硬いと整体がしにくいという理由もあると思いますが、

施術に自信がないから揉んでしまうことが多いようです。

 

揉まないと患者さんに嫌われる

患者さんが来なくなる

という思い込みです。

 

揉んでほしい人は、推拿と言って疲れない中国式のマッサージを

ススメてくださいね。

 

軽い施術で深部の筋肉まで緩みますので。

 

 

施術に自信を持つためにどうすればよいか?

これが一番聞きたいですよね。

私もです。

 

身体にはある程度自然の法則があります。

この法則を使えば楽に施術ができるようになります。

 

今日のテーマが側彎症と身体の歪みなので、この2つの症状についてお話しします。

 

症状とか関係なく歪みを取る場合は

 

股関節と骨盤(腸骨)の歪みの方向が横に歪んでいるのか、ねじれているのかで決めています。

 

 

膝にねじれがない場合は股関節から整えてみる

ひどい痛みがなければ、全体像を見るといいましたがそれは、その時々で手順というか

方針をきめるためです。

 

今日は「この歪みを改善して、身体の動きをこうする」というテーマを決めます。

 

でないと歪みを探したら探すだけたくさんあるので、動きに影響する場所、

痛みにかかわりがあるところを中心に改善しています。

 

歪んでいるところ・痛いところではないですよ。

引き起こす原因です。

 

具体的には

 

膝の歪みを先にチェックします。

膝に痛みがなくても太ももに筋肉の方さや筋肉の厚み

もチェックします。

 

膝がねじれていると、重心が前に落ちている?ってわかります?

膝を少しだけまげてすり足で歩いてみてください。

そんな感じで足が力んでいるのです。

だからその時は足首から膝そして、股関節に進みます。

 

膝にねじれがない場合は、股関節。太ももの骨、骨盤の横にある、こんもりした硬い骨

と骨盤(腸骨)の歪みをチェックして

 

右と左の骨盤の「高さ」が気になるか

「前後」の歪みが気になるかで

 

「横方向の歪み」を調整するか

「ねじれ」の調整をおこなうか決めています。

 

骨盤と下肢でねじれがあれば、骨盤のねじれから整えます。

 

脊柱は側彎症から整えそのあとねじれを整えます。

 

決めるだけで、実際は猫背や側彎から調整します。

なぜかというとあなたも座ったり、立っている姿勢が前のめりになると

すぐにゆがんでくるので骨盤を調整してもすぐ悪くなるからです。

 

猫背を改善するときに胸鎖乳突筋、大小の胸筋、肩甲骨の動き、

肋骨の歪みを整えます。

 

次に腰筋といって腰椎と大腿骨と言って太ももについている筋肉があります。

腰椎と太ももについているので腹筋や内臓よりも背骨に近い

身体の深いところについているので触るのがとても難しいのですが、

人の体でたった2か所触れる場所があるのでその2点で腰筋を

整えてから脊柱を首から腰からへと整えます。

 

そのあと骨盤の前後・左右の傾きを整えて股関節から膝必要があれば

足首と調節するようにしています。

まとめ

 

  • 1~5の方法で問題なければ施術をおこないます
  • 膝のねじれをチェック ねじれていれば足首から股関節を整える
  • 膝にねじれがなければ骨盤と股関節の歪みチェック
  • リラックスして施術しやすい状態にする
  • 猫背の調整を先にする、同時に側彎症を整える場合もあります
  • ねじれの調整は下肢と骨盤のねじれを重視

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

いかがでしたか?文章だと、最後は複雑に思えますが患者さんをみながらだと

わかりやすいし、施術を受けると「わかる」と生徒さん達は実感されています。

 

【無料】授業内容の詳しい資料のお取り寄せや体験受講もこちらから申し込みできます

 

 

講師紹介
梨本光久 なしもと みつひさ
CRD整体・小顔矯正講師 梨本光久

鹿児島県姶良郡(現姶良市)で生まれる

波鍼灸整体院院長 開業20年を迎える

鍼灸師・柔道整復師・按摩師・マッサージ師

指圧師(国家資格)推拿師(師伝)

カイロプラクターで1児の父。

2015年5月医療情報研究所から冷え性・便秘改善自律神経安定プログラム 
CRD整体がリリースされる。共著に燎原出版から「気口九道」がある。
陳秀香学園講師